急な階段の何にお困りですか?
- A.足が丈夫な方なら踏面が狭いことにお困りと思います。
- B.膝が痛い方なら踏面が狭いこと蹴上げが高い事でお困りと思います。
A.踏面だけを倍の広さにする方法として
- 段違い階段®1本柱タイプ
- 段違い階段®蹴込板付きタイプ
- 段違い階段®無柱タイプ
B.蹴上げを低くして踏面を広くする方法として
ゆるゆる階段®らくらくだー階段®あります。 (ゆるゆる階段®とらくらくだー階段®・段違い階段®カバータイプは同じものです。) すべて小社の特許および意匠登録です。 ゆるゆる階段には二通りのタイプがあります。- らくらくだー階段®(正規設計法)
- らくらくだー階段®フリータイプ(調整設計法)
- らくらくだー階段®簡易タイプ
らくらくだー階段®(正規設計法)
踏面を27㎝・蹴上げを16㎝程度にした互い違い階段になります。靴を履きませんのでバリアフリー法の踏面30㎝・蹴上げ16㎝に匹敵する階段です。 らくらくだー階段は、既存の階段にカバーするように覆いますので既存の階段より高くなります。既存の階段が高さの面でもギリギリの場合は頭が天井に当たるため設置できません。また一段目が40㎝から50㎝前に出てきますので余裕がない場所には取り付けることはできません。らくらくだー階段®フリータイプ(調整設計法)
らくらくだー階段フリータイプは、「足が悪くて一段ずつ上る方」「足が大きく上がらない方」のための階段です。どうしても階段を上がらなければならない方のために作られました。蹴上げは16㎝程度にして踏面は足の大きさに合わせて23㎝程度にします。一段ずつ上るなら右も左もないということでらくらくだー階段とは次の4点が異なります。- 右と左の段が均等に始まりません。
- 蹴上げが各段で異なります。
- 一段目は割り付けやすい右側または左側になります。
- 下りはじめと上り始めが異なる偶数段になることもあります。
らくらくだー階段®簡易タイプ
らくらくだー階段は下準備をしていても現場施工が4日要します。小社の近くなら朝から晩まで施工すればいいのですが、遠方の場合は4日では施工ができません。そこで数時間で施工できる簡易タイプを開発しました。段違い階段®1本柱タイプ
下りる時足を十分に段にのせることができます。 華奢のように見えますがふたつの段に段違い階段を、のせますので理屈上強度は2倍になります。 段違い階段1本柱タイプ下りる時 段違い階段1本柱タイプ上がる時 段違い階段蹴込板付きタイプ上がる時 急な階段は怖いし危ないものです。しかし緩やかな階段にするにはスペースがないという方に段違い階段をお勧めしたます。段違い階段は急な階段に付けるだけで安全な階段に変えます。 膝が痛くなって急な階段が上りづらくなった時には蹴上げをバリアフリー法の16cmにできるゆるゆる階段®がお薦めです。お客様の声
大阪府F様レビュー 上がり始めが左に曲がっている折れ階段に取り付けました。 兵庫県Y様お客様 マンションのメゾネットタイプの階段に取り付けました。 らくらくだー階段を取り付けていただいた山口県M様ご意見です。お写真もお客様ご提供のものです。 段違い階段を取り付けて頂いた兵庫県T様のご意見です。お写真・ビデオはお客様ご提供のものです。急な階段を緩やかな階段にする段違い階段®らくらくだー階段®
段違い階段は階段の踏面(足を乗せるところです。)に取り付けます。片方ずつ交互に段違い階段を取り付けます。右足左足を乗せる部分だけを広くします。勾配が同じでも足を乗せる踏面倍の広さになるので足を踏み外すこともなく安全に下りることができます。 段違い階段は高さを調整して既存階段に合わせます。段違い階段は登録商標・特許です。 急な階段の場合は下りるときは 足を斜めにしなければ下りることが出来ません。 そのためビデオでは左足を乗せたときに うまく乗らずに段からはみ出して滑り落ちる可能性があります。 いわゆる「階段を踏み外す」状態です。 段違い階段は 足を乗せるところが倍の広さがありますので まっすぐ前を向けてもすべての足が乗ります。 安心して下りられます。 支え柱が1本ですので 高さの調整が簡単で かつ しっかり固定できます。段違い階段 ®の詳細
段違い階段は外れないように堅固に階段に取付られます。既存階段の強度を保持します。 柱タイプなら既存階段以上の強度を持ちます。段違い階段 1本柱タイプ
1本柱タイプの段違い階段です。 上図は「段違い階段1本柱タイプ」です。 奥の段の3カ所と前の支柱1カ所計3カ所で固定されています。 そのため調節が簡単でしっかり取り付きます。無柱タイプ段違い階段
上図は「段違い階段無柱タイプ」です。 持ちだし式は板を段の上にのせてし一部持ちだし式になります。 奥を、ネジ止め化粧キャップ止めで固定します。 裏にも段鼻にネジ止めです。 取り付けると大きなねじり力が既存階段にかかります。既存階段が堅固なものに限ります。段違い階段蹴込板付きタイプ
蹴込板が付いているので引っかけることもありません。 掃除も楽です。現場施工が必要で取付には1日要します。段違い階段の原理
図で示せば上図の様です。 急な階段の右側と左側に段違い階段を取り付けます。階段を上るときは必ず「一段一歩」ですので、最初の足が決まれば片側だけで十分です。下りるとき足のすべてを踏面に乗せることができるようになります。急な階段を上りやすくする段違い階段の取り付け方は既存の階段に交互に乗せてネジで高さを合わせて木ネジで固定して階段マットを敷くだけです。らくらくだー階段
上記1本柱タイプ無柱タイプは踏面の幅は倍になりますが蹴上げは変わりません。足が不自由になると階段が辛くなりますが特に蹴上げが高いと上りづらくなります。段違い階段カバータイプは蹴上げ踏面を変えることができます。バリアフリー法で決められている蹴上16cm踏面30cmにもできます。なお小社では屋外土足の前提のバリアフリー法に対して屋内で使う段違い階段は裸足が原則ですので踏面27cmを推奨しております。 写真はらくらくだー階段施工した階段です。全段施工するともともとの階段がわからなくなるので一部残しております。写真を撮ってもわかりやすいように踏面と蹴上げ面をペンキで塗り分けています。マットの取り付け
マットを取り付けて足の運びを明確にするとともに滑り止めとします。 上から見れば左の写真のようです。らくらくだー階段・段違い階段のビデオ
らくらくだー階段の施工は段数にもよりますが3日ほどかかります。 リフォーム中も階段を使うことも可能です。段違い階段使用上の注意
段違い階段は普通の階段ではありません。次のことについて注意下さい。- 右足と左足の順番が決まっています
- 互い違い階段は右足と左足を乗せるところが決まっています。最初の内は慣れないので戸惑うと思いますが、直ぐに慣れます。段違い階段が初めてのお客様はご注意下さい。 慣れないうちは途中では引き返さないでください。
- 下りるときは、足を少し上げてお使い下さい。
- 通常の階段より前に進む距離が半分になりますので、普通に下げたりしますと階段の角の部分(段鼻)に足が当たることがあります。少し足を持ち上げるようにして下りると問題はありません。
- 必ず手すりを持って上り下りして下さい
- 階段をお使いになるときには手すりをお持ちになるのと同様、段違い階段も同じように手すりを持って上り下りして下さい。
- 段違い階段が緩んでいないかどうか常にお確かめ下さい。
- 段違い階段は3カ所で既存の階段に取り付けられています。緩まないように工夫もなされていますが、長年の使用中に緩んでくるかもしれません。緩むと大変危険ですのでガタがないか常にお確かめ下さい。
法規で認められている急な階段
こんな急な階段に取り付けて下さい。 建築基準法施行令で階段の蹴上げと踏面が決められていますが急な階段も認められています。- 黒線: 住宅の階段のうち「建築基準法施行令但し書き」で認められている 最も急な階段
- 青線: 普通の階段の内建築基準法施行令で認められている 最も急な階段
- 赤線:
公共の建物の階段の内建築基準法施行令で認められている
最も急な階段
住宅で建築基準法施行令で認められている階段は畳一畳の大きさで2階に上がれるものです。これはそれまでの階段を認めるための規定と考えられます。
こんな急な階段も解決段違い階段なら解決
左のような間取り図の 急な階段を 緩い階段にリフォームは出来ません。 2階の和室の中へ折り階段を取り付けるか 家の外に階段を増築するしかありません。 和室の中へ折り階段を付けようとすると 梁を取り除かなければならなくなります。 はっきり言ってリフォームは難しいでしょう。 こんな時に階段に取り付けるだけで下りやすい階段に出来れば どんなに良いでしょう。取り付け例 ↓ 取り付けると階段の幅は2倍になって30cm程度になり下りやすい階段になります。